しずおか消費者教育未来会議
フューチャーセッション vol.1

「若者の“消費”を知ろう」

日時:2016年11月15日(火)18:30~20:30
会場:パルシェD会議室(静岡市葵区黒金町49番地)

フューチャーセッションの様子
フューチャーセッションの様子

「消費者教育」という言葉は、多くの人々にとってまだまだなじみが薄いものです。
「しずおか消費者教育未来会議」では、”若者の、若者による、若者のための消費者教育”をコンセプトに、「どうすれば若者に消費者教育を理解してもらえるか」を若者が中心になって考え、対話し、問題解決の糸口を探ります。
第1回目は3団体を中心に17名の若者の皆さんが参加しました。

第1回目のテーマは「若者の“消費”を知ろう」

「消費者教育」を理解する前に、そもそも「消費」や「消費者」についてきちんと考え、向き合って理解している人は多くないと思います。そこでまずは身近な「消費」について考えてみることにしました。
はじめに、参加者それぞれが「最近一週間で買ったもの」を出し合って、グループにしてまとめます。「飲み物」「実用品」「身に付けるもの」などのグループに分けられましたが、今度はそれらを「違う見方でグルーピングできないか。例えば、国産なのか、輸入なのか」という問いから、本題の「消費者教育」に入っていきます。

フューチャーセッションの様子

普段、自分たち(若者)が何を考えながら物を買っているか

次に、公益財団法人消費者教育支援センター柿野成美総括研究員や静岡大学消費生活研究サークルから話題提供がありました。
柿野氏から、「価格の安さの背景には、もしかしたら生産者の労働条件が悪いなど、誰かの犠牲のもとに成り立っているかもしれないこと、消費者には知る権利や、選択する権利がある一方で、社会的弱者や環境問題など商品の背景を考え、選択する責任もあること、そのため、毎日の買い物で何を選ぶのか、『買い物はお金の投票』という意識で行動してもらいたい」といったお話しをいただきました。

静岡大学消費生活研究サークルからは、若者に多い消費者トラブルについて説明。今後、民法改正による成人年齢引き下げの動きに伴い、若者の権利が広がるため、消費者トラブルに遭う可能性がより一層高くなることへの注意喚起がされました。
消費者教育の重要性につながる実情について紹介いただき、改めて「普段何を考えながら物を買っているか」について考えることになりました。

フューチャーセッションの様子
フューチャーセッションの様子
フューチャーセッションの様子

「値段と実用性、将来性のバランスを考える」「案外、値段は気にしない」
「口コミやネット情報に影響される。比較して買う」「時と場合によって、優先順位が変わる」
など、若者の多種多様な意見が出て、話が盛り上がりました。
また対話を通して、これまでなかった新たな視点や発想を得られたり、また互いの意見を深堀できたりと、日頃の何気ない消費活動についての理解を深めることができました。

フューチャーセッションの様子
フューチャーセッションの様子
フューチャーセッションの様子

今回のセッションで、若者それぞれが気づいたこととは?

セッションの最後では参加者一人一人に、今回のセッションを通して得られた新しい発見や気づきについて書き出してもらいました。

フューチャーセッションの様子
フューチャーセッションの様子

それぞれの「気づき」

学生

  • 消費者の意志が大きく影響する。自分の考え方、こだわりなど。教育は意識から変えることが必要?
  • 予算との戦い(選びたくても…)
  • やっぱり、ちゃんと選んで買っている! 自分の中に基準がある。物によって値段、質…。結局、自分優先(フェアトレードを知っていても…)
  • もっと気を遣わなくては!
  • 安ければ良いというわけではない
  • 割と関心があると思っていたけれど…。無意識の行動に気がついた
  • 自分優先
  • 考えていないようで考えている(※自分中心!)
  • まず自分の生活が大切だなぁ。

社会人

  • やっぱり手軽に社会貢献したい
  • 私って、自分勝手な消費者だなぁ。無知って罪なのかも…?→教育が大切だね
  • 消費者教育は投資教育につながる。価格以外にも基準がある
  • 何も考えていない。けれど、何を考えているか考える機会もない、ということに気づいた
  • 知らないと改善できない!
  • 変化するもの
  • 本当に必要?を考える
フューチャーセッションの様子